製品属性(仕様)

製品画像(様子)

特徴

この精密板金加工品は、ある製品に対し治具として使用するバスケットで、材質は全てSUS304を使用しております。通常、治具には材質として鉄材が用いられることが多いですが、こちらの治具については耐熱性・耐食性・強度が求められる環境で使用するものとなりますので、多少材料コストがかかってでもSUS304を使用して加工・製作しております。

部品は8点で構成されております。箱形状を形成しているのは「丸十」と呼ばれるパンチング材でタレットパンチプレスにて抜き加工を行ったあと、曲げ加工を行っております。

また、t:1.0mmならびにt:1.5mmの板材からなる部品は箱の上側の縁部と側面の四辺を構成しております。こちらについてもタレットパンチプレスにて抜き加工を行ったあと、曲げ加工を行います。

さらに底面の補強の役割を担う□5mmの角棒と側面の補強を担うフラットバーはそれぞれハンドソーにてカットし、前者については曲げ加工を行っております。

これらを最後に溶接する形となりますが、その溶接作業としては、まずパンチング材と縁部及び角部の補強を組み合わせ、スポット溶接にて52点結合します。その後、横部分のフラットバーの取付と底面の角棒部品の取付をTig溶接で点付け溶接しております。 このようなお客様の生産現場で治具として使用するようなものについても弊社にて製作しておりますので、精密板金加工 配線組立.comまでお気軽にお問い合わせ下さい。