Answer (回答)

塩害に関する定義として、「塩害地域」とは海岸から2km以内の地域のことを指し、その中でも海岸から200m~500m以内の地域のことを「重塩害地域」と呼びます。

塩害対策の鋼材でもっと採用されているのが、ステンレスになります。ただステンレス鋼板は、材料コストが高く溶接加工も歪等が発生しやすいため、板金加工工程の中の溶接の作業性が悪く、製品の全体的なコストが高くなります。ただし、それでもなお塩害地域の腐食対策としてステンレスが採用されることが多く、ステンレスにさらに塗装を行うケースも存在しています。

ステンレス鋼板のほかには、ガルバリウム鋼板を検討できます。ガルバリウ鋼板は、自らサビることで腐食が鋼板内部まで達することを防止する特徴があり、筐体やカバーに採用すればその内部の電子機器を守ることが可能です。塩害や腐食ガスなど、防食対策についてもお気軽にご相談ください。

>>製品事例はこちら

>>お問い合わせはこちら