Before (改善前)

ボルトやネジなど締結部品を使用してネジ止めを行います。配管組立を伴う場合、筐体の中に銅配管を入れてからネジ止め作業を行うことになります。この際、添付図のように銅配管の真下にネジ止め箇所があると、銅管を傷つけないよう作業を行わないといけなくなることから、作業性が著しく落ちてしまいます。

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After (改善後)

そこで仕様上に問題がない範囲でネジ止め位置箇所の変更して設計を行います。具体的には、添付図のように銅配管から少し離れた箇所でネジ止めを行うように設計することで、銅配管を傷つけるリスクもなくなり、作業性が落ちると言うこともなくなります。

POINT(要約)

銅配管やSUS配管を組み込む温調機・空調機は、ボルトやネジなど締結部品を使用してネジ止め・組立を行っていきます。その際、仕様上問題がない範囲でネジ止め箇所を配管から離して設計することで、作業性および品質を落とすことなく組立作業を行うことができます。