Answer (回答)

はい、精密板金加工 配線組立.comでは、アルマイト材の調達から製造加工まで対応可能です。

弊社ではアルミのアルマイト材を使用した量産品の実績はありませんが、試作にて対応したことがあります。その際は、材質「A1100-H14」にて、ファイバーレーザー用ビニールを片面に貼ったものを使用いたしました。アルマイト材は、既にアルマイト処理されている材料となり非常に高価なため、キズなどの不良に細心の注意を払い加工を行いました。

アルマイト材には、通常のアルミ材を使用して加工した後にアルマイト処理を行う流れと比較すると、表面処理を行う時間が短縮出来る点がメリットとしてあげられます。一方、材料が高価であることから、材料の歩留まりが悪い場合はコストが非常に高くなることがございます。

そのため、
・抜きのみ、または抜き&簡易的な曲げ加工(歩留まりがいい形状) ⇒ アルマイト材のメリットが生じます
・複雑形状で多数の曲げ加工を含む場合 ⇒ アルミ材で加工した後にアルマイト処理を施す方がメリットが多くなります。

また、強度が必要な場合は、1000番台(A1100-H14)のアルミは軟らかい金属のため不向きとなります。強度が必要な場合は、A5052や7,000番台のジュラルミン材を使用することをお勧めしております。

当サイトを運営する島田工業では、アルマイト材の加工にも、アルミ加工後のアルマイト処理にも、どちらにも対応しております。そのため、お客様の製品の使用用途や予算感、数量等を総合的に判断した上で、最適なご提案をすることが可能です。

アルミ板金加工のことでお困りの方は、精密板金加工 配線組立.comまでお気軽にご相談ください。