ネジ止めを伴う板金筐体を設計する際、コストダウンを実現するためのポイントとして、どのようなものがありますか?
精密板金加工 配線組立.comでは、ネジ止めを伴う板金筐体の製作コストを削減するため、以下のような項目に気をつけた上で、当社からご提案を行っております。
①作業効率と部品単価の削減
まず初めに使用ネジの種類を削減することが可能か否かに着目いたします。またネジ締め箇所が多数ある場合は、強度が仕様上問題がない範囲でネジサイズを短くすることにより、作業工数を短縮することもできます。1動作あたりの短縮量は微々たるものですが、それが積み重なることで、思わぬコストダウンを生み出すことにつながります。更にネジ締め箇所の削減も可能か否かもコストダウンを実現するポイントです。ネジ締め作業自体を削減することができるだけでなく、ネジ穴のためのタップ加工の工数も削減することができます。
②ミス防止対策
またネジ締め作業におけるミス防止対策を行うこともコストダウンを実現するのには有効です。例えば使用するネジに類似サイズがある場合、取り違えてしまうリスクがあるため統一が可能かどうかを検討します。これにより取り違えた分の作業ロスも発生しなくなることから、コストアップを防止することができます。また同一サイズでの素材違いが混在していないかどうかも重要です。こちらも取り違えのリスクがありますので、仕様上問題がない範囲で材質の統一を検討します。
このように当社では、精密板金加工 組立品をこれまで多数製作してきた実績に基づいて、ネジ止めにおけるコストダウン提案を設計段階から行うことも可能でございますので、お気軽にご相談ください。
関連するよくある質問
-
Q.
板金溶接で気密性を高めたいのですが、どの溶接方法が最適ですか?
-
Q.
板金加工で気密性を高めるためにはどのようなポイントがありますか?
-
Q.
気密性が必要な板金加工品の製作は可能でしょうか?
-
Q.
医療用途の精密板金加工について、切削加工品と組み合わせた部品の製作は可能でしょうか?
-
Q.
医療用途の精密板金加工では、どのように素材を選定しますか
-
Q.
医療用精密板金加工品を製作するにあたり、特徴と注意点はどのようなことがありますか?
-
Q.
過去に行った筐体加工の材質や厚みなどはどのようなものがありますか?
-
Q.
筐体加工・組立におけるコストダウン提案は可能ですか?
-
Q.
ナットの締め付けにおけるリークの発生を減少させるための手段はありますか?
-
Q.
板金加工品を塩害地域にて設置・使用することを検討しております。どのような仕様がおすすめでしょうか?
-
Q.
屋外仕様の筐体は可能でしょうか?
-
Q.
塩害地域に対応できる筐体はお願いできますでしょうか?