医療用途の板金組立加工を依頼した場合、どのような溶接組立方法が対応可能ですか?
医療関係板金の溶接組立について、弊社ではスポット溶接・アーク溶接・Tig溶接・YAG溶接を取り扱っております。 一般的な組立部品に関してはスポット溶接を主に使用し、当社では厚み3.2mmまでの実績がございます。ですが、亜鉛メッキ鋼板については2.3mm以上になりますと強度的に難しくなり、通電の関係から溶接部分の表面を削る等の対処が必要になることがあります。
また組立部品において気密性を保ちたい部品の場合は、アーク・Tig・YAG溶接の選択になりますが、それぞれに一長一短があります。
アーク溶接の場合はしっかり溶接することが出来ますが、溶接ビードが太くなり仕上げ作業が発生します。
他方でTig溶接は気密性は保てますが歪みが発生する場合があり、見栄えについてはアーク溶接と比較すると抑えることはできますが、仕上げ作業を行うことが多いです。
またYAG溶接は歪みも少なく見栄えについて仕上げがほとんど必要ありませんが、溶接強度的に薄板1.6mmくらいまでになります。
なおステンレス材・鉄材、どちらにしても上記溶接は可能ですが、異種溶接は強度試験(破壊試験)を行い確認しながらの作業になります。 お客様のご要望に出来るだけ応えられるように対応しますので、お気軽にご相談下さい。
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