多品種少量・24時間稼動のロボットベンダー
特徴
多品種少量・24時間稼動のロボットベンダーについて
島田工業は社内工場に24時間稼動するロボットベンダーを備えています。ロボットベンダーとは、文字通りロボットを用いてベンディング(曲げ加工)を行う設備です。ベンディングマシンに対して、ロボットが材料供給と曲げ加工、曲げ後の排出整理を担当し、自動でベンディングを行います。ベンディングを行う金型と自由殿高いロボットにより、専用加工機と異なり様々な製品、部品の加工を行うことができるのが特徴です。
多品種少量・24時間稼動のロボットベンダーの特徴
島田工業のロボットベンダーは多品種少量生産に最適化された設備となっています。24時間稼動するロボットベンダーは、10年ほど前から導入している板金加工メーカーは多いのですが、いずれも量産生産が前提の設備となっており、新規のお客様には対応できなかったり、あるいは設備自体がそもそも稼動していない、といったこともよく見られます。島田工業が導入しているロボットベンダーは、全国的にもまだほとんど普及していない最新型ですが、大量生産前提ではなく、多品種少量生産が得意なロボットベンダーになります。具体的には、最小1個のロットから連続稼動、無人運転が可能です。実際には1個から稼動させるとコストが高くなってしまいますので、1ロット10個生産以上を目処にロボットベンディングを行っています。
<多品種少量・24時間稼動のロボットベンダーの特徴>
| 特徴① | 1ロット10個生産からの多品種少量生産に対応 |
|---|---|
| 特徴② | 24時間稼動する、無人化された生産設備 |
| 特徴③ | ブレのない、安定した品質を実現 |
ロボットベンダーで加工を行うメリットは、品質の安定と無人運転が可能という2点にあります。ベンディングの加工品質が安定するため、ある程度以上のロットがある高品質部品を安定して生産することができます。また、品質を属人的に追求するとコストが高くなってしまいますが、この点についても無人運転を前提とするため適正価格での提供が可能となります。
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