空調機器・電気機器で必須となる検査

精密板金加工 配線組立.comでは、空調機器・電気機器と呼ばれる製品群を取り扱っており、配線・配管を含む設計対応は行っておりませんが、お客様より提供いただいた図面に沿って、組立作業を行い、その後の検査工程も請け負っています。特に検査工程については当社がお取引をしている大手空調機器メーカーの方々からは高い評価を受けており、組立~検査工程まで一環して対応が可能な企業は非常に少ないといわれ、重宝されています。その中でこちらでは当社の検査工程で行っている2工程、リークチェックと通電チェックについて紹介していきます。通電チェックは、装置にかかわる仕事をしている企業では多くの企業が実施している検査工程となります。一方で、リークチェックは圧力制御機構を持ち、ガスなどを使用した機器の場合に使用する検査項目となります。以下では各々の検査工程について紹介していきます。

リークチェック(リークテスト)とは

精密板金加工 配線組立.comが行う検査工程の一つにリークチェックというものがあります。このリークチェックというのは、各種ガスの機器や配管系統の接合部、溶接部のガスもれがないか調べるための検査となります。対象となる装置としては、エアコン、冷蔵庫やコンプレッサ、圧力容器、空調機器などがあります。これらの装置の特徴として、媒体としてガスを使用している場合や真空状態を作り出す装置など、特定空間の気密性を重視するという点が挙げられます。そのため、このリークチェック(リークテスト)をクリアしない限り、装置をお客様に提供することはできないものと言えます。当社ではこのリークチェック(リークテスト)の内製化を行うことで、リードタイムの短縮を実現しました。この点をお客様から非常に高く評価をいただいています。
次に、当社が提供するリーク検査方法について紹介をします。リークチェックには大きく4つの種類のリークテストが存在しており、「内部を真空にする真空リーク試験」、「内部を加圧する加圧リーク試験」、「水中に沈めて漏れを見る水中リーク試験」、「ヘリウムを充填するヘリウムリーク試験」があります。当社では“水中リーク試験以外”の測定方法による試験対応が可能であり、真空装置や電気機器などの設計・製造に対して各種ガス漏れ・真空層の維持ができているかという点を評価しています。リーク検査で不良が発生した場合の改善・修繕はもちろん、お客様の要望がある場合には検査票も添付し、納品を行います。空調機器・電気機器での装置製造には必須の検査・測定項目となります。

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真空装置用コンプレッサー

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コンプレッサー配管部品

通電チェック(通電テスト)とは

精密板金加工 配線組立.comが行うもう一つの検査と通電チェックというものがあります。この通電チェックというのは、当社が製造を行う電気機器・空調機器などでは非常に一般的な評価・検査項目となっており、配線の組立作業とともに内製化にも取り組んでいます。
一般論として通電検査(通電チェック)というのは、電気機器などの組立後に実施する製品検査の総称を指し、主に絶縁検査(更に絶縁耐電圧検査、絶縁抵抗検査に分けられます。)と通電動作検査があります。絶縁検査とは、組み立てた電気機器のスペック以上の大きい電圧で電流を数秒間流す試験です。電圧値は各製品ごとで異なっており、一つ一つの基盤と配線に適切な電流が流れていることを確認しなければなりません。この工程がないと漏電などが発生し、製品の信用問題にも発展してしまいます。そのため重要な工程の一つと言えます。当社では、設計・製造を行っている天井埋め込型空調室内機、外気処理ユニット、集合電磁弁キット、クライオポンプなどで実施されています。
また、当社では通電検査の1つであるエージング試験も行っており、通常の稼働で48時間以上通電させた状態で製品に不良は発生しないかの検査・測定までの対応が可能です。

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通電検査①

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通電検査②