高品位・高速の板金加工を実現するファイバーレーザー複合機について

 板金加工における初工程は、材料である一枚の板金(シートメタル)を目的の製品形状に対応した形に切断、抜き加工を行います。この工程は板金加工業界ではブランク加工(ブランキング)と呼ばれます。この初工程のブランク加工のスピードと省力化が板金加工の工場においては重要となります。初工程の生産ロスが少なく、また現場の人的負担が少なければ少ないほど、後工程にあたる曲げ加工や組立といったより付加価値の工程に多くの資源を割くことが可能となります。作る製品サイズの大小にも関係しますが、月産100~10000台といった装置・設備の量産においては、前述のブランク工程のスピードが大きく関わっており、省エネルギー、高速、少人数で運転可能な複合機は板金工場の最終的なQCDに大きな効果をもたらします。

高品位・高速の板金加工を実現するファイバーレーザー複合機の特徴

 ファイバーレーザー複合機とは文字通りレーザーを複合させた板金加工機のことを指します。通常板金に対して切断、抜き加工を行うためにはパンチ・ダイと呼ばれる金型が必要ですが、さまざまな形状を加工するためにはそれに応じた金型が必須です。複合機は金型が不要なレーザー加工と金型加工を組み合わせることで、高効率な加工を実現する板金加工設備です。レーザー複合機自体は従来から存在していましたが、これらの従来型レーザーはランニングコストや品質面で制約が大きく、多くの会社が活用しきれていないという現実がありました。そのような中、島田工業株式会社は北関東エリアでどこよりも早く新技術のファイバーレーザー複合機と自動運転が可能となる付帯設備を導入。業界内でも先駆けでこのファイバーレーザーを活用し、多品種少量生産と量産生産を同時に実現できる生産体制を整えました。このような業界先陣を切る設備投資が、島田工業株式会社の市場競争力とお客様への付加価値創造の一端を担っています。

<高品位・高速の板金加工を実現するファイバーレーザー複合機の特徴>
特徴①

高速・省エネ・小ロット対応可能なファイバーレーザー加工

特徴②

ステンレス・アルミ厚板(6mm)の高速・高品位加工

特徴③

24時間無人運転が可能な次世代工場設備

充実した加工設備と整理整頓に代表される5Sが徹底された板金加工工場と高度な組立、装置OEM工場を持つ島田工業株式会社の工場を紹介いたします。工場は国内大手メーカーのご担当者様が見学に来られることはもちろん、板金加工の業界内でもモデル工場として取り扱って頂いており、ご来訪頂いた方々からは多くのお褒めの言葉をいただく自慢の工場となっております。生産設備、弊社技術者のレベル、品質の確認を希望されるご担当者様は、是非、見学にお越しください。

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<高品位・高速の板金加工を実現するファイバーレーザー複合機 の風景>
業界内でいち早くファイバーレーザー複合機を導入
業界内でいち早くファイバーレーザー複合機を導入
無人運転が可能な材料供給装置
無人運転が可能な材料供給装置
24時間 多品種少量と量産生産が可能
24時間 多品種少量と量産生産が可能
整理整頓された板金工場
整理整頓された板金工場

「精密板金加工 配線組立.com」 による「 設計・製作した部品・装置 」

 島田工業株式会社では、板金部品加工、空調機器、クライオポンプ、熱交換器、クリーンベンチ、各種装置・設備の製作・OEMを行っております。量産生産の製品はもちろんですが、単品小ロットのご依頼や製品試作、板金部品のみの製作でも適正な板金加工の価格にて承りますので、お気軽にご相談ください。

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