用語解説

 エイジング工程とは、製品の出荷前に行われる検査の1つです。または製品の出荷前に行われる慣らし運転のことでもあります。その製品が実際に使われる条件や環境と同じように製品を一定時間稼働させて、不良個所がないかチェックを行い初期不良品の出荷を未然に防ぐこと、および慣らし運転を通して内部の部品や接合部の物理的特性を安定させることを目的として行われます。

 「精密板金加工 配線組立.com」を運営する島田工業株式会社では、特にクライオポンプの加工・組立後に出荷前検査の一環として、高純度ヘリウムを冷媒に使用したエイジングが100時間かけて行われます。そしてここでNG判定となったクライオポンプは出荷されないよう徹底した管理のもと運用されています。